MENU

あいさつ

理事長挨拶

社会福祉法人 芳友 理事長 石田 明人

社会福祉法人芳友が平成13年10月に神戸市で初めての重症心身障害児者施設であるにこにこハウス医療福祉センター(令和4年4月より神戸医療福祉センターにこにこハウスと改称)を北区しあわせの村に開設してから20年の歳月が経過いたしました。この間、入所事業だけではなく短期入所事業、外来リハビリテーション、生活介護、児童発達支援、放課後等デイサービス、居宅介護、重度訪問介護など在宅での事業にも注力してまいりました。

 

しかし、人口150万人の神戸市では多くの入所待機の方がおられ、それに加えて県外・市外の施設に入所されている方も多く新たな施設の開設が望まれておりました。神戸市と社会福祉法人芳友は令和元年7月に「医療を要する状態にある重症心身障害児者に対する支援に関する協定」を締結し、この度、神戸市中央区日暮通の旧老人健康センターの後を改修し、令和4年4月1日に「神戸医療福祉センターひだまり」を開設することになりました。開設後しばらくは入所、短期入所のみではありますが、体制が充実してまいりましたら生活介護などの在宅支援事業も拡大していきたいと考えております。

 

社会福祉法人芳友は初代理事長古田加代子氏の熱い思いで設立され、「利用者のお住まいである」との理念のもとに運営されてまいりました。その精神を受け継ぎ職員一同がやすらぎと安心に満ちた医療福祉事業に取り組んでまいります。皆様方の御支援を宜しくお願い申し上げます。

 

令和4年4月

社会福祉法人 芳友

理事長 石田 明人

院長挨拶

社会福祉法人 芳友 神戸医療福祉センターひだまり 院長 河﨑 洋子

令和641日付で前田貢作院長の後を受け、神戸医療福祉センターひだまりの第2代院長に就任いたしました。私は平成17年より神戸医療福祉センターにこにこハウスで重症児者医療に携わり、平成26年から10年間にこにこハウスの院長を努めさせて頂きました。

 

神戸医療福祉センターひだまりは、令和44月に神戸医療福祉センターにこにこハウスの姉妹施設として開設いたしました。コロナ禍で面会を含めた様々な制限のある中で、在宅から入所の受け入れを行うことは、入所利用者様とご家族、職員いずれにとってもストレスが大きい環境でありましたが、前田貢作初代院長は入所利用者様の安心・安全に細心の注意を払いながら、段階的に新入所様の受け入れと職員増員を行い、44名の入所利用者の受け入れが完了いたしました。今後は定員50名に向けて新入所の受け入れを引き続き進めて参ります。様々な制限の大きかった2年間でしたが、今後は安心・安全に留意しながら生活の質の向上に向けたステップに踏み出したいと考えております。

 

さて近年、在宅重症児者と医療的ケア児の絶対数の増加と、高齢化・重度化が急速に進んでいますが、在宅支援サービスは十分とは言えず、まだまだご家族の負担が大きい状況です。その中で当法人は平成28年に神戸市障害者支援課より神戸市重度障害児者医療福祉コーデイネート事業を受託し、在宅支援にも力を入れて取り組んでまいりました。令和3年9月には「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が策定となり、重症児者の支援において、医療・福祉・教育の連携が求められています。また18歳を超える移行期の重症児者医療の整備も全国的に問題となっているところです。

 

今後は、神戸医療福祉センターひだまりでも在宅支援への取り組みとして外来診療、外来リハビリ訓練、短期入所受け入れを順次進めて参ります。ひだまりとにこにこハウスが力を合わせて両輪となり、神戸市の重症児者の医療と福祉の拠点なるよう整備を進めて参ります。利用者様とご家族の皆様に利用してよかったと思っていただける施設を目指して職員一同努力していきます。

 

神戸医療福祉センターひだまり

院長 河﨑 洋子

お問い合わせ

078-862-1939受付時間
平日8:30~17:00

メールでのお問い合わせはこちら

施設紹介

PAGETOP